母親がひきこもりと言っていた人の話

こんにちは。

ひきこもりおばちゃまです。

 

【脱ひき作戦】実行中の皆様は、本日8日目です。

あと少しで一区切りです。” 8個捨て&自分見つめほめ ” を継続してみてくださいね。

 

hikikomoriobachama.hatenablog.com

 

昨日「家族性のひきこもりがあるらしい」という事を書いた後、母親がひきこもりだと言っていた人がいたなぁと思い出したので、回顧録記事です。

ひきこもりの母親から逃げたという話

20年位前、会社勤めをしていた時の事。とても仲のいい後輩と珍しく私生活の話をしたことがありました。彼のご実家は、東京都内で何件もマンション・アパートを経営し、大地主なので土地の賃料で生活していると聞いてびっくりしました。安月給をもらってわざわざ働かなくてもいいご身分だったからです。

お父様は不動産管理もご自身でされて忙しくしていたそうなのですが、お母様の事を

「ひきこもり神」

と呼んでいました。まさに「神」と呼ぶにふさわしく、家に鎮座し続けているというのです。お金持ちなので家の事は全部メイドさんがやるので、ずーっと自分のお気に入りの席に座っているだけ。家から出るのは、彼の学校行事でどうしてもいかなければいけないようなときだけだったそう。

ひきこもりなのはかまわないけど、彼が帰宅するとずーっと話しかけてくる。メイドさんに対する文句、お父様に対する愚痴、彼に対するこうしろああしろまで、子供の頃~成人後も、お母様から一方的にずっと話しかけてきて、それを振り切るとヒステリーが起こして大変さが増すだけなので付き合っていたが、家が一番疲れてしまう場所だったそう。

彼としては、お父様の事業を継いであげたい気持ちもあったけれど、そうするとずっと母親と付き合わなければいけなくなる。だから、まったく家業とは違う道を選んだということでした。

お金をため、実家管理物件だと合鍵つくられてしまうので自分で不動産屋を回って部屋を借り、家を出たらようやく心の平和が訪れたそう。

超一等地でビビった

 そんな彼の実家の外観を見る機会がたまたまありました。都内一等地のビジネス街のビルを指さして突然

「あ、ここ実家」

と不意に言われて目ん玉飛び出で顎外れそうでした。それ以来、彼の事を「殿」と呼びました。それ程の場所&建物。

これを捨ててでも、母親から逃げたかったのかーと。

 回顧

わたくしは自分から話しかける事はほぼなかったけど、当時の家族に同じようにガミガミ文句ばっかり言ってたんじゃないかな?もししていたら申し訳なかったなと思いました。彼が家を出たのは、お母様がひきこもり状態だった事では無くお母様の性格によるものだったようですが、ずっと家にいられると嫌だと思う人もいるんだよなぁと改めて感じました。

 

静かにひっそりhomebody! 

今回はこの辺で。

お読みいただきありがとうございます。

 

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